きっかけは、産業編集センターの方からのご連絡でした。「すでに企画があるのだけど、あなたなら書けるのではないかと」。その方ですが、私が講師として2コマ持っていた宣伝会議の「広報担当者養成講座」を受講されていたのですね。ありがたいことに、私のことを思い出していただけたようです。
タイトルこそ企画通りですが、内容はずいぶん好きに書かせていただきました。時代がハイスピードで変わっていたので、それに合わせようと考えました。進行中には、ほんとにうまくハンドリングしていただけた感覚。ああ、編集者ってこうして書き手を誘導していくのだと、すごく参考になりました。
目 次
巻頭メッセージ: | 安易に辞めると、人生狂うよ。 |
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はじめに: | 焦って、辞めてばかりの20代。私が良くない見本です。 |
第1章: | なぜ、辞めてはいけないのか? ー「辞めるな」、それは「備えよ」につながる。 |
第2章: | それでも辞めたい人に ー転職でうまくいく人には、共通点があります。 |
第3章: | なぜ人は辞めようと思うのか ーそれ、ほんとうに辞める理由になるのかな。 |
第4章: | 辞めようと決める前に ー今日、まだできることは、きっとあるはず。 |
第5章: | 働くことの喜び ー実例集。「あの人」も、こうやって続けてきました。 ・有賀明美さん(ウエディングプランナー) ・白鳥舞さん(営業職) ・中村健二さん(バーテンダー) ・Sさん(開発プロジェクトメンバー) ・Oさん(ライフセービング元全日本チャンプ) ・Yさん(モバイルコンテンツ開発企業) |
さいごに: | 生きてさえいれば、報われる順番が回ってくる。 |
コラム: | ブラック企業の元祖? 名曲喫茶の思い出。 自殺しないために。 「どうしたら、あなたのようになれるのですか?」『生まれ変われ』 どんな仕事でも、工夫して差をつけられる。 言葉はこわい、レッテルに注意。 文化人やメディアの情報を、鵜呑みにしない。 |
読まれた方の嬉しい感想
Booklogより抜粋
・自分に元気を、やる気を貰ったような気がします。疲れている人にお勧めです。
・とても共感できる部分が多く、仕事を辞める気になってなくても、参考にしたい点が多い。
細かいテクニックと言うよりも、
本質的な仕事への姿勢を教わっているような印象だ。
Amazonより抜粋
・自らの体験談をとおし「おい、まだまだ頑張れるよ!」って。「これはやったか?
あれはやってみたか?」って。
営業ノウハウ、成功者の体験談が豊富に盛り込まれていました。
客観的に現在の自分を見つめられるものでした。
警告というより若者へエールを送っている、
そんな気がしました。
・はっとするようなタイトルですが、そんな状況になってしまった時の気持ちに寄り添い、
アドバイスをくれるような本だと思います。不思議と人は、他人が苦労した体験を知ると、
自分もなんとかなるだろうという安心感が持てるのだと思います。
取り返しがつかないと思うような状況も乗り越えてしまえば、
取り返しをつけることができるのだなぁ、と思いました。
自分をはじめ、進路に迷う若い人たちに、「大丈夫。」と背中を押してくれるような本でした。
メールでいただいた感想
・とても読みやすくて一気に読んでしまいました。諸先輩方の気づきや教えは、とても勉強になりますね。
読み終えた後、背筋がしゃんと伸びるような、前向きな気持ちになりました。
・人生や、経験、またそれに伴う考え方・・・。読んでるうちに、あるある!!
って共感する部分がたくさんあり、おもしろかった。